20代前半や中頃、20代後半と求められることが異なってきますが、「ベーシックなスキルが備わっているか」は共通しています。
ベーシックなスキルとは、コミュニケーション能力、折衝力、ビジネスマナーを指すことが多いです。
その上で、20代後半を例にあげれば、特定のスキルがなくても、周りのサポートなしで業務を完結させた経験があるか、課題などに対するトラブルへの対応、積極的に意思をもって仕事を進めた経験などは重視されるでしょう。
また、後輩の育成を受けもった経験、プロジェクトチームなら課題を見つけ全体で改善するきっかけとなったなど、今後へのポテンシャルが期待できれば、なお高い評価となります。
加えて、仕事を工夫しておこなうことで、どのような結果が得られたかなどの結果が求められることも多いです。
転職によって業務内容が変わっても能力が発揮できるかを見られているため、リーダー的な役回りで円滑なコミュニケーションがとれる人は企業から好印象でしょう。
まず初めにやることは自分のスキルや長所の棚卸しをすることです。
棚卸しができたら、何をやってきたか、何ができるか、今後どのような仕事をして貢献したいか、などを盛り込み、書くようにしましょう。
応募先企業が求めるスキルや経験と、自分のこれまでのスキルと経験を掛け合わせた内容にすると、具体性のある応募書類になります。
また、長くなりすぎない文章で簡潔にまとめます。
段落ごとに改行するなどして、読んでもらいやすくする工夫も必要です。
「お客様からの質問やご要望は、必ずその日のうちに調べて折り返しの連絡をするように徹底しておりました。
その際、事実ベースの情報だけでなく、自分の意見を添えて提案をすることで、お客様からの信頼を得ることに成功した経験があります。」
「プロジェクトチームのメンバーや後輩から話しかけられたとき、仕事中でも必ず手をとめて、話しかけてくれた人のことを見るようにしています。
話しかけやすい雰囲気づくりを率先してすることで、仲間内の信頼関係の構築にもプラスに働き、業務進行もよりスピーディーになりました。」
以上はほんの一例ですが、具体的なエピソードをまじえ、働き方の工夫をしていることをアピールすれば、応募先の企業にプラスに働くでしょう。
以下の項目は面接をする上で、最低限守っておきたいことのため、意識して面接に臨みましょう。
面接官の目を見ないで話すことは、自信がないと思われますので、やめましょう。
また、回答に困ったときに焦って本心ではないことを話してしまい、辻褄合わせの回答に終始してしまうということも、面接に慣れていない人にはありがちです。
回答に困ったときには素直に、「その点に関しては、考えておりませんでした」と答えるようにしましょう。
無理やり答えて一貫性がない回答になってしまうと逆効果です。
求人の内容とスキルが合わなくても、業務にとって前向きな発言や意欲的な姿勢、これまでの業務経験からポテンシャルがあると思われる可能性もあります。
会社に貢献したいといった気持ちを出すことが大事です。
また、質問に答えるときは結論から話すと良いでしょう。
質問した相手にわかりやすく伝わりやすいということと、話しているうちに質問の答えからズレるといったことへの防止の効果もあります。
いずれにしても、目を見て話すのが苦手、第一印象で損をすると思っている人は、転職エージェントなどを利用して面接対策をしっかりとおこないましょう。
大手エージェントと併用するなら、この3社がおすすめ!受けたいサポートや、探したい求人に合わせて、検討してみてください。
【選定条件】2021年10月頃、各社の公式HPに掲載されている情報を参考に、以下の基準で選定
・HOPE社…面接対策サポート、履歴書添削、キャリアチェンジ支援を1人のエージェントがワンストップで対応すると明記されているため、転職歴の浅い人におすすめと定義しました。
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【アイコンの表示理由】2021年10月頃、各社の公式HPに掲載されている情報を参考に、以下の基準で表示
①履歴書添削:履歴書添削について明記 ②面接対策:面接対策について明記 ③スタッフ専任制:ワンストップ体制(スタッフが変わらないか)について明記 ④キャリアチェンジ支援:キャリアチェンジや未経験の業界への転職支援について明記 ⑤ハイクラス求人:ハイクラス求人を主に扱っていると明記 ⑥女性向け求人:女性向け求人を主に扱っていると明記